沖縄の前撮りにはどんな費用が必要？安く抑えるためのコツも解説

沖縄で前撮りを考えたときに、まず気になるのが費用ですよね。撮影にいくらくらいかかるのか、ここが分からないと安心してプラン選びができないと思います。

しかし、沖縄の前撮りに必要な費用はプラン料金だけではありません。飛行機代やホテル代、滞在費なども考えると想定より良さが膨らんでしまうことも……。

そこでこの記事では、沖縄の前撮りにかかる費用項目を解説。また、費用を安く抑えるための3つのコツも紹介します。

沖縄の前撮りフォトウェディングプラン

 

沖縄の前撮りはプラン料以外にこそ注目しよう

沖縄の前撮りプラン料金を調べてみると、安いものだと5万円前後からラインナップされています。中には10万円以下で衣装や小物込みのプランもあるため、沖縄の前撮りが意外と身近だと感じる方も多いのではないでしょうか。

しかし、沖縄の前撮りで注目すべきなのは、じつはプラン料金以外の部分。例えば、旅費や宿泊費は観光地という特性上、季節で大きく変動しますし、撮影用の衣装や小物などは揃えるものが多く、合計すると高額になってしまうケースも考えられます。

そのため、プラン料金は安く済んでも、全体で見たら思いがけず高額になってしまうことも。沖縄での前撮りは、プラン料金以外にかかる費用を把握するのが大切です。

 

旅費・宿泊費がプラン料より高くなることも

沖縄の前撮りで特に注意したいのが「旅費・宿泊費」です。これらの費用は季節による変動幅が大きく、シーズンによっては旅費・宿泊費だけでプラン料金を超えてしまうこともあり得ます。

そのため、沖縄の前撮り費用を考えるなら、何より撮影シーズン選びが重要。思わぬ出費を招かないように、シーズン選びをしてからプラン選びをするようにしましょう。

 

沖縄の前撮りに必要な費用項目

沖縄の前撮りに使う主な費用は4種類、「旅費・宿泊費」「衣装や小物などのレンタル代」「アルバム代」「滞在費・現地交通費」です。

ここでは、これら5つの費用を、予算における重要度順に紹介していきます。

 

旅費・宿泊費

沖縄の前撮りで特に予算における割合が大きいのが「旅費・宿泊費」です。シーズンによっては、これらの費用だけでプラン料金を超えることもあるため、最初にチェックしておきましょう。

中でも7・8月のトップシーズンやGW期間中、年末年始などは高額になるため注意しましょう。

シーズンごとの旅費・宿泊費の相場

• 春（3～5月）
  FSC航空券：約2万円（GW期間を除く）
  LCC航空券：1万円台（GW期間を除く）
  宿泊費相場：1泊2万円～（GW期間を除く）
• 夏（6～9月）
  FSC航空券：2万円台後半～4万円台（7・8月の土日祝は3～5万円）
  LCC航空券：2万円台～
  宿泊費相場：1泊3万円～（7・8月の土日祝は5万円～）
• 秋（10～11月）
  FSC航空券：2万円前後
  LCC航空券：1万5千円～
  宿泊費相場：1泊3万円～5万円
• 冬（12～2月）
  FSC航空券：2万円前後
  LCC航空券：1万円台
  宿泊費相場：1泊2万円～

 

衣装・小物などレンタル代

前撮りプランには、撮影衣装を自分たちで用意する場合と、プランに含まれている場合があります。当然自分たちで用意した方がプラン代金は安くなりますが、レンタルする場所はアイテムのグレードによっては、結果的に含まれているプランより高額になってしまうこともあります。

衣装のレンタル相場

• 洋装：1点あたり　5万円～（10万～20万円が多い）
• 和装：1点あたり　5万円～（10万～30万円が多い）

 

小物のレンタル相場

• アクセサリー各種1点あたり：3,000円～（5,000～3万円が多い）
• ベール・トレーン1点あたり：5,000円～（1万～3万円が多い）

 

アルバム代

自分たちの保存用はもちろん、閲覧用や両親へのプレゼント用など、意外と費用のかかる部分です。価格はスタジオによって幅広く、ページ数やグレードによっても変わってきます。

また、表装がしっかりした「アルバム」と、表装が簡素化された「フォトブック」の2種類があります。アルバムは保存用やプレゼント用に、フォトブックは日常的な閲覧用におすすめです。

アルバムの相場は幅広いですが、ざっくりと下記の金額が目安となります。

• アルバムの相場：1万～30万円
• フォトブックの相場：1万～5万円

 

滞在費・現地交通費

宿泊費と沖縄への旅費を除いた、現地での滞在・交通費です。現地での過ごし方によって額が変わるため相場はありませんが、主に下記の費用を考えておくとよいでしょう。

• 食事
• バス・電車・タクシー・レンタカー
• ホテル内サービス
• アクティビティ
• 日用品
• 予備費

ちなみに、沖縄県内で電車が走っている範囲は、那覇空港から那覇市街を経由して浦添市まで。そのほかの場所では車で移動することになります。沖縄本島をあちこち回りたい場合は、現地交通費を多めに考えておきましょう。

 

沖縄の前撮り費用を抑える3つのコツ

前撮りに必要な費用を改めて見てみると、意外と費用項目が多い印象を受けると思います。しかも、それぞれにグレードがあるため、こだわり始めるとますます費用が膨らんでしまいます。

それを避けるには、費用節約のコツを知ることが大切。ここでは、ぜひ実践してもらいたい、前撮り費用を抑える3つのコツを解説します。

 

レンタルや送迎込みのプランを選ぶ

衣装・小物などの費用を抑えるために、あえて衣装・小物レンタル込みのプランを選ぶ方法があります。これは、レンタル込みプランだと、レンタル料が割安になっているケースが多いため。自分で個別に手配するよりも、スタジオから一括レンタルしてしまった方が安くなることはよくあります。

また、空港から撮影場所まで距離がある場合は、送迎付きのプランを選ぶと交通費がお得に。道を調べる必要も無いため、心配事も減りますね。

 

旅費・宿泊費の安いオフシーズンや平日を狙う

旅費・宿泊費を抑えるなら、相場が安くなるオフシーズンや平日を狙いましょう。特に冬は安く、2人分の往復旅費が5万円以内で収まります。

おすすめのシーズンは、海も楽しめて旅費・宿泊費が比較的安い、3月下旬～4月中旬と9月中旬～10月上旬。観光客も落ち着いている、ちょっとした穴場シーズンです。

ちなみに、土日祝日はプラン料金でも2～3万円の追加料金が必要になるスタジオが大半。ハイシーズンを避けた平日が、特にお得に撮影できる時期と言えます。

 

早割を活用する

前撮りの予約は余裕をもって申し込むのがおすすめ。航空券、ホテル、前撮りプランなどは、早割が使えるケースが多く、早く申し込むほどお得になる傾向があります。

また、ギリギリに予約すると、残っている商品しか選べない可能性も出てきます。必要以上に高額なホテルに泊まることにもなりかねないため、できれば3～6カ月前、遅くても1ヶ月前までには予約を完了しておきましょう。

 

沖縄の前撮り費用はプラン以外の部分で予算が決まる

沖縄での前撮りで重要なのは、プランよりもむしろそれ以外の部分。旅費・宿泊費を始めとした、沖縄へ行くため・滞在するための費用が大きい割合を占めており、ときにはプラン料以上に膨らむことも。

そのため、前撮り費用を節約するには、全体の予算を把握することが大切。実際に費用項目を書き出してみたり、エクセルで管理してみたりすると、全体像が把握しやすくなります。

これらの予算は、シーズン選びや予約のタイミングで節約することが可能。節約できるところはキッチリ抑えて、お得で楽しい前撮りをしたいですね。

沖縄の前撮りフォトウェディングプラン