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琉球王朝時代にタイムスリップ!世界遺産のひとつ「識名園」での宮廷結婚式に行ってきました☆

琉球王朝時代にタイムスリップ!世界遺産のひとつ「識名園」での宮廷結婚式に行ってきました☆

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こんにちは!

リゾレポ調査隊レナは、空港からもほど近い那覇市にやってきました!

なんと今回はモード・マリアージュさまのご協力のもと、那覇市にある識名園(しきなえん)にて琉装を身にまとって人前式を行う「宮廷結婚式」を取材させていただくことに!

識名園をご存じない方に、ここで、識名園について少しだけお勉強♪

1799年に造られた、琉球王家最大の別邸。国王一家の保養や外国からの要人の接待などに
利用されていた由緒正しい場所なんです。

 

石造りの橋、池、邸宅がきれいに配置されています。

また琉球王国が何世紀もの間、東南アジアや、中国、日本本土と文化的交流の中心地となり、今もご先祖様への崇拝と祈願を通して、県民の心の拠り所となっているのです。

そんな背景から、2012年には、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして
世界遺産にも登録されているんですよ☆

そんな歴史ある場所で「特別に」結婚式を挙げれば、琉球王国時代にタイムスリップするようなロマンチックな式になること間違いなし♡こだわり派のカップルにも魅力ですね!

「宝石をちりばめた箱庭」とも言われる美しい庭園に囲まれた「御殿(ウドゥン)」と呼ばれる邸宅。
琉球王朝時代に中国からの冊封使を迎えた大切な場所でもあるこちらが結婚式の会場となります。

 

邸宅の中からの景色。心がほっとするような落ち着いた雰囲気です。

赤瓦の木造建築が沖縄の空に映えています。
日本の中にありながら、中国や朝鮮半島とも古くから繋がりがあったため、日本・中国のが入り混じった琉球文化の代表とも言える識名園。

手入れの行き届いた庭園と趣の在る建造物、石造りのアーチ型の橋がかかる池など、独特な美しさの中ゆったりとした時間が流れている世界遺産にふさわしい景色の中での挙式。
想像するだけで鳥肌物です☆

 

池にかかる東屋。ここも撮影場所には素敵です。

今日の新郎新婦さまは、新郎さまが県外のご出身、新婦さまが沖縄県のご出身。

沖縄で結婚式を開くことになったのは、新婦さまが沖縄県出身だったことはもちろん、新郎さまのご家族も沖縄に住んだご経験があり、みんな沖縄が大好きだったからとのこと。
新婦さまは「家族みんな満場一致で沖縄での結婚式に決まったんです!!」と、笑顔で お話ししてくれました。

そして、沖縄の中でも識名園に決めたのは、新婦のお母さまのお勧めだったそう。
新婦さまは、参列者30人程度の少人数で温かみのある式がしたかったので、ロケーションも良く、沖縄らしさを体感できる識名園は、ぴったりと思ったのだそう♡

価格もリーズナブルで、構えることなく決めることができたのも理由の一つと
おっしゃっていました。
これは、これから結婚式を決める未来の新婦さんたちにも 参考になる一言ですね!
調査隊レナもちゃんと勉強しよう!メモメモ。。

 

前日から大雨が続いていて当日も大雨の予報だったので、レナも心配でしたが、

晴れ女の新婦さまと1週間前、新婦さまのお母さまが識名園近くのご先祖様のお墓にお祈りをしたおかげで、

挙式の間は晴れ間が広がるいいお天気でした。

ご先祖様からも祝福のプレゼントをいただけるなんて素敵ですね。

 

さて、招待客が集まり、いよいよ結婚式の開始です。

新郎新婦さまが入場してきました。
新婦さまは「黒朝」と呼ばれる薄手の着物を被っています。
黒朝を被るだけで高貴な神秘的な雰囲気を醸し出します。

新婦さま、「黒朝」を被って入場!

新郎新婦が着席したところで挙式の様子をパチリ。

 

挙式が始まります。

新郎新婦さまは最初、少し緊張したご様子でしたが、介添えの方の優しいリードもあり、素敵なスタートとなりました。

まず最初に行われたのが、「スディヌチャーシーの儀」。
入場の際に新婦様が被ってきた黒朝をお二人の肩にかける儀式で、一枚の着物を二人で着ることで、「永遠の契り」をかわすことを意味しています。

この「スディヌチャーシーの儀」とこのあとに続く「ウビナディーの儀」が沖縄独特の儀式なんですよ。

「ウビナディーの儀」とは、方言で、「水盛りの儀」のこと。
新郎新婦さまのおでこに水をつける儀式です。
両家から持ち寄った水を合わせ、一つにし、それをお二人の額につけます。
別々の環境で育った二人が、それぞれの家風の違いを乗り越えて1つになり、二人で新たな家庭を築いていけるようにとの願いを込めて行います。

 

「水盛りの儀」

両家の水が合い、なじみ、おふたりの門出が清められ、末長い幸せを願うこの瞬間・・・。

厳かな雰囲気の中、この日を迎えられた新婦さまの表情に、調査隊レナは、涙がうるうると来てしまう瞬間でした。

次に「サフウキの儀」と呼ばれる儀式。
赤い漆塗りの器に3度に分けてお酒をつぎます。

「サフウキの儀」

一度目は前世を、二度目は現世を、三度目は来世を表し、それを新郎新婦が口につけることで、縁の深さや尊敬を意味するそう。
新郎新婦さまもリラックスした様子で笑顔がのぞきます。

 

式の間には、三味線や琴の奏者の方によって沖縄の伝統音楽が奏でられ、
新郎新婦の門出を祝います。

沖縄の伝統音楽、三味線や琴の演奏

会場の雰囲気も厳かながらも、アットホームな温かい雰囲気に・・・♡
新郎新婦さまは沖縄の伝統的な衣装である琉装を着用。

「沖縄で結婚式をするなら琉装したい」と思っていたという新婦さま、
本当~~~にお似合いです!

 

沖縄の女性なら一度は着てみたい憧れの衣装ですよね。
滞りなく挙式が終了し、庭園での記念撮影。

 

識名園の庭園の、池に浮かぶ島に建てられた六角堂で。

リラックスされた新郎新婦さまの笑顔がとても素敵でした。
このあとご家族や親戚、ご友人のみなさんともたくさんの写真を撮影したお二人。
たくさんの笑顔とともに、アットホームで一体感のある素敵な式になったのでした☆

 


後日、調査隊レナは、新郎新婦さまに実際に挙式を終えての感想を伺ってみましたよー♪

 

Q:実際に挙式されてみての感想を教えてください!

A:すごく良かったです。参列者の半分以上は、
県外から集まってもらった友人、夫の家族だったのですが、沖縄の自然、建物、服装、音楽、うちなーぐちなど全てを体感してもらうことができ、「本当に良い式だった!」とみんな感動していたことが本当に良かったです。
私たちとしても、昔からの伝統的な空間や式を行うことで、琉球王朝時代もこん な風にやっていたのかな、など気持ちを寄せることができとても貴重な体験でした。 カラジ結いが出来たこともとても嬉しかったです。

 

Q:お式の中で一番印象深かった事はどんなことですか?

A:介添人・助手の方(若い女性の方)・古典音楽隊の方々の存在が、一気に琉球の世 界感へ引き込む力がありとても印象的でした。

 

Q:内地での挙式・パーティーのご予定もあるのでしょうか?

A:東京で、式に呼べなかった友人達を集めたパーティーを考えています。

 

Q:参列された方々の式に関するご感想は?

A:古典音楽の生演奏を聴くことができとても嬉しかったという声や、石畳や沖縄らしい建物など含め、ゆるやかな空間がとても良かった、など大絶賛でした。

 

挙式を終えられた幸せいっぱいのお二人♡

最後に識名園の風景とともにお二人の写真を一枚。
ああー、やっぱり素敵♡!!

琉球の歴史と伝統を存分に体感できる世界遺産「識名園」での挙式。
沖縄でのリゾートウェディングといえば
「青い海 白い砂浜」がまっさきに思い浮かぶと思いますが、沖縄だから体験できるこんな、結婚式もおすすめです。
取材のご協力をいただき、本当にありがとうございました!
末長くお幸せに♡!!

 

モード・マリアージュ

お客様の心に残るウェディングを数多くプロデュースしている沖縄のウェディング企業。
オリジナルウェディング、フォトウェディングなどさまざまな形のウェディングに対応しています。

住所 : 沖縄県那覇市首里山川町1-68
アクセス : モノレール宜保駅より車で3分(徒歩15分)
TEL : 098-885-1003
営業時間 : 10:00~19:00
定休日 : 年中無休

宮廷結婚式~識名園~

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