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真夏のガーデンウエディングは暑い?注意点と対策まとめ

真夏のガーデンウエディングは暑い?注意点と対策まとめ

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ガーデンウエディングは天候によって左右される挙式スタイルです。

特に暑い中で行うガーデンウエディングはゲストの負担も大きいので避けたいところ。

しかし、夏は沖縄の海と空が最も楽しめる季節でもあります。青い空の下、ゲストと一緒にリゾートウエディングを楽しみたいですよね。

そこで、暑さと上手に付き合いながらガーデンウエディングを楽しむ、注意点と対策についてご紹介します。

 

沖縄の夏の天候は?

沖縄と言えばやっぱり海。夏を思いっきり楽しむことができる人気のリゾート地です。

観光で訪れたことのある方は多いでしょう。ですが、ウエディングで訪れることはあまりないのではないでしょうか。

同じ沖縄でも、訪れる目的が違うと気を付けたいポイントも変わってきます。

快適なウエディングにするため、まずは沖縄の夏について知っていきましょう。

 

夏の気候と気温

まずは夏の気候と気温について見ていきましょう。

下の表をご覧ください。これは、那覇市における、1981年から2010年までの気象データの平均値を表にしたものです。

那覇市の降水量・気温・湿度・日照時間(出典:気象庁

降水量(mm) 平均気温(℃) 最高気温(℃) 最低気温(℃) 相対湿度(%) 日照時間(時間)
6月 247.2 26.8 29.4 24.8 83 163.6
7月 141.4 28.9 31.8 26.8 78 238.8
8月 240.5 28.7 31.5 26.6 78 215.0
9月 260.5 27.6 30.4 25.5 76 188.9

沖縄の天候で、一番暑い時期は7月と8月です。

気温・湿度ともに高く、日照時間もとくに長くなっています。

また、湿度も70%以上と高いため、じっとりとした暑さがあります。

しかし周囲を海に囲まれているため、最高気温は本州よりも低く、気温は高くても31度ほどです。

また、海風が吹くので、体感的には実際の気温よりも涼しいでしょう。

ただ、日差しが強いこともあり、暑さ対策は必須と言える気候になっています。

 

沖縄で暑さとどう付き合う?

沖縄での夏との付き合い方の基本は、日中の外出を避けることです。

7月や8月は日中の日差しがとても強く、外にいるだけで体力を消耗してしまいます。そのため、比較的涼しい早朝や夕方に外での用事を済ませてしまうのです。

街中を歩いていても、日中は人が少ないことに気づきます。現地の方は、日中涼しい屋内で過ごしているからなのです。

夏の暑さを知っているからこそ無理をしない、自然と向き合って生きている沖縄ならではの生活リズムと言えます。

日中のビーチで遊んでいるのは大体が観光客だそうです。

現地の方は、夕方になると海の家に集まり、海で遊んだり、お酒を飲んだりと、ゆったりとした時間を過ごすのだそうです。

 

夏は台風にも注意

夏の沖縄は暑さに気を付けるほか、台風にも気を付けなければいけません。

沖縄は台風の通り道に位置しているため、毎年多くの台風が接近するのです。
下の表をご覧ください。

2014年から2018年の主な台風接近数(出典:気象庁) 単位:個

5月 6月 7月 8月 9月 10月
2018年 2 4 4 2 1
2017年 3 1 1 2
2016年 1 1 4 1
2015年 1 2 2 1
2014年 2 3 2 2 2

7月と8月は台風のトップシーズン。

少ない年で2個、多い年では8個もの台風が接近しています。

そのため、7月・8月にガーデンウエディングを計画している場合は、雨天時の対応をしっかり決め、台風で帰りの日程がずれこむ可能性を見込んで日程を組むと言った、念入りな計画を立てる必要があります。

ゲストの方々にも迷惑をかけないよう、注意したいポイントですね。

台風についてはこちらで詳しく紹介しています。合わせて読んで見てください。

 

真夏のガーデンウエディングで気を付けたいこと

沖縄の夏は、本州ほどではなくともかなり暑いわけですが、夏の屋外には熱中症や脱水などの危険もつきもの。

せっかくのウエディングで体調不良にならないよう、気を付けたいことについてご説明します。

ゲストへのおもてなしとして暑さ対策は万全にしておきましょう。

 

熱中症・日射病

暑い時期に一番気を付けなければいけないのが「熱中症」と「日射病」です。
ガーデンウエディングは数時間屋外に出ているため、熱中症と日射病のリスクが高まります。

子供やお年寄りなど、体力の無いゲストには特に配慮し、万が一の無いようにしなくてはなりません。

 

脱水症状

熱中症・日射病と同じくらい気を付けたいのが「脱水症状」です。

沖縄は海風が吹くので体感気温が低く感じられることもあるのですが、湿度が常に高いため、じわじわと汗をかきます。

特に気を付けたいのが、披露宴中のアルコール。

カクテルやビールといったアルコール類は、一見涼し気で、水分を多く取れるイメージがあります。しかし、アルコールを分解するのに、体内の水分を多く消費することや、発汗作用や利尿作用があることから、結果的には水分補給にはならないのです。

そのため、汗とアルコールでいつの間にか脱水症状を起こしてしまうなんてことも。

こまめに水分補給を促したり、ゲストにミネラルウォーターを配るなど、対策しましょう。

 

ガーデンウエディングは芝生のガーデンで行うことが多いため虫も付きもの。特に、雨上がりのガーデンには蚊が発生しやすいので注意が必要です。

また、沖縄では、蚊を介して感染する「デング熱」も年間1~5件程度報告されているため、蚊には要注意。

会場のスタッフさんも対策をしてくれますが、参加者側でも虫よけスプレーを用意したり、強い匂いの香水をひかえたりといった対策をしましょう。

 

スコール

沖縄の夏に付きものなのが「スコール」。ゲリラ豪雨と違い、強い風と雨が一気にやってきて、15分程度で収まるのが特徴です。

沖縄の方は、スコールが短時間で収まるのを知っているため、外出中は傘を持ち歩かず、雨宿りをして対応するそう。靴も濡れていいようにサンダルを履くのだとか。

しかし短時間とは言え、雨が降っては屋外でのウエディングを続けることは難しいのが現実。

突然の雨にも対応できるよう、スタッフさんと念入りに打ち合わせをしておきましょう。

 

真夏のガーデンウエディングを快適にするための対策

暑い時期のガーデンウエディングは、どうしても配慮が必要なことが多くなります。しかし、夏には夏の良さがあるのもまた事実。

夏の沖縄を満喫しつつ、暑い時期のガーデンウエディングを快適にするアイデアを3つご紹介します。

 

1、ゲストの服装は涼しいものに

まず気を付けたいのがゲストの服装です。一般的な結婚式では、スーツとドレスを着用するのが常識ですが、沖縄では違います。

沖縄には独自のフォーマル衣装、「かりゆしウェア」があります。

ハワイのアロハシャツをモデルとしたもので、夏の正装として広く用いられている衣装です。

ビジネスシーンでの着用はもちろん、2008年のG8サミットにおいて各国の大臣が着用したことで、正装としてすっかり定着しています。

沖縄の夏はかりゆしウェアを着用するのがおすすめ。

また、アロハシャツやムームーでもOK。ガーデンウエディングはカジュアル&リラックスが特徴。沖縄リゾートウエディングの雰囲気にぴったりマッチしますよ。

 

2、テントやドリンクを用意しよう

熱中症や日射病、脱水症状対策のため、日陰や水分はしっかり用意しましょう。

テントは、日差しを遮ってくれるだけでなく、突然の雨が降った場合の雨宿りにも使えますし、会場の雰囲気づくりにも一役買ってくれます。

ドリンクは、カットフルーツやハーブを入れたボトルを用意すると、ビジュアル的にも映えますし、ミネラル分も補給できて一石二鳥です。
楽しく工夫しながら、暑さ対策をしちゃいましょう。

 

3、ナイトウエディングで夏でも涼しく

日中は暑いので、いっそのことナイトウエディングにしてしまうのも手です。
暑い日中は無理せず屋内で過ごし、夕方から外に出るのが沖縄流。

夕日の沈むビーチで記念写真を撮ったり、キャンドルで幻想的に飾り付けをしたりと、ガーデンで過ごすウエディングは記憶に残ること間違いなし。

 

暑さ対策で楽しいガーデンウエディングを

沖縄の夏はとても暑く、気を付けなくてはいけないこともたくさんありますが、夏だからこそ味わえる楽しさも多くあります。

沖縄の夏を知り、しっかり対策をすることでこそ、夏のガーデンウエディングを楽しむことができるのです。

そして、沖縄流は「無理をしない」が基本。みなさんも無理せず暑さと向き合って、思い出に残るガーデンウエディングを楽しんじゃいましょう!

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